パナソニックは、Android搭載スマートフォンと連携し、外出先などから遠隔で機器を操作したりできる「スマート家電」シリーズを発表した。エアコンや洗濯乾燥機、冷蔵庫、体組成計、血圧計、活動量計、炊飯器をラインナップしている。
今回発表したのは、ドラム式洗濯乾燥機「NA-VX8200」「NA-VT8200」(9月25日発売予定)、トップユニット冷蔵庫「NR-F557XV」(10月20日発売予定)、ルームエアコン「Xシリーズ」(10月19日発売予定)、体組成バランス計「EW-FA43」(10月1日発売予定)、活動量計「EW-NK63」(10月1日発売予定)、手くび血圧計「EW-BW53」(10月1日発売予定)の6製品。
これに加え、すでに発売中のスチームIH炊飯ジャー「SR-SX102」、およびスチームオーブンレンジ「NE-R3500」もスマート家電シリーズに含まれている。
パナソニックが提供するAndroid向け専用アプリ「パナソニックスマートアプリ」(無料)を使い、同社クラウドを介して「スマート家電」各機種にアクセスし、外出先などから遠隔での設定変更や予約、動作状況確認、測定データ管理といった操作ができるのが特徴だ。
例えばXシリーズであれば、「どこでもリモコン」機能で外出先からエアコンを操作して帰宅前に部屋を涼めておいたり、「エコ情報」で電気代をスマホ上で確認したり、「カレンダー予約」によってスケジュールに合わせたタイマー予約などが行えるといった具合。
対応するスマホは、Android2.3.3以上のFeliCa(おサイフケータイ)またはNFC対応機種となる。ただし、エアコンの「Xシリーズ」に関してはiPhoneでも利用可能だ。