ジャストシステムは9月7日、「“スマホ依存”に関する実態調査」を発表した。調査期間は9月3-4日で、有効回答数は800人。調査ではジャストシステムのセルフ型ネットリサーチであるFastask(ファストアスク)のモニタのうち、事前調査にでスマートフォンを利用中と回答した人を抽出し、全国の男⼥10代〜50代までを均等に割り付けて回収した。
その調査のなかで、「スマートフォンを利用しているのでデジタルカメラを持ち歩かない」という項目に注目した。
メインカメラの有効画素数が1000万画素を超えるスマホが夏モデル以降、増えている。高画質な写真をスマホでも撮れるようになった。ちょっと撮影するぶんには、満足できる。
ユーザーは、どのような考えを持っているのだろうか。
スマホで満足している人が多い
「スマートフォンを利用しているのでデジタルカメラを持ち歩かない」という質問に対し、「あてはまる」と答えたのが男女全体で28.3%、「ややあてはまる」と答えたのが27.6%だった。合計で過半数以上だった。
フィーチャーフォンでの調査結果が分からないので、スマホに限った調査結果なのかは分からないが、多くの人がデジカメを持たなくても、写真撮影に満足していることが考えられる。
ただ、別の項目で「スマートフォンの電池が切れないかいつも⼼配である」という問いがあり、男女全体で6割近くが「あてはまる」「ややあてはまる」と答えている。
実際、通信系のアプリやゲームを頻繁に使うと、すぐに電池がなくなってしまう。まだまだ改善されそうにない問題だ。バッテリーを考慮すると、長時間使うようであればデジカメは欠かせないツールといえるだろう。